仮想通貨のマイニング始めました ethOSまとめ編
マイニング用OS、ethOSについてのまとめ
ethOSについて、再度まとめてみます。
ethOSのウエッブサイトは、ここです。
開発者側からの情報は、ここに集約されています。
ほとんどの事は、ここのナレッジベースに書かれています。
また、ブログに書いてあるように、(Expand support for the current most profitable gpu-minable coin)グラフィックボードでのマイニングでかなりの利益が出る通貨のマイニングのサポートの拡充と、(Develop better tools for single-rig customers)シングルリグの顧客用(簡単に言うと個人客用)のツールの開発、に方向転換していく旨が昨年2016年に書かれています。
Posted on September 10th, 2017 にあるように、設立者が去った今、ethOSはこれからどういう方向に向かって行くのでしょうか?
ethOSの入手
ethOSの購入は、gpuShackからです。
日本で使用するなら、ソフトウェアをダウンロードして、USB3.0のメモリー(16GB)にインストールするのが1番安くていいと思います。
1リグにつき、1つ(US$39)の使用で、販売側はワーカー名とオーダー番号で不正使用がないかライセンスの管理しているようです。
3つ以上なら、DIGITALBULK のプロモーションコードで、US$10/license 安くなるようですね。
Macから、USB3.0のメモリーにインストールする方法は、以前の記事、仮想通貨、GPUとethOSによるマイニング その4を参照して下さい。
イーサリアムをマイニングする時の設定
ethOSの利点は、Windowsに比べて
費用が安くすむ
設定が簡単
といったところではないでしょうか?
費用が安くすむ点ですが、OSの価格が、日本円で4,500円ぐらい、ストアレージがUSB3.0 16GBひとつで1,000円弱。この部分が、安いですね。
設定が簡単という点ですが、ethOSの利点のなかでも最大の利点は、設定が非常に簡単、という点だと私は思います。
イーサリアムのマイニングを始めるにのにあたって
ウォレットの変更
プールの設定
パスワードの変更(ルート、ユーザー)
設定がデフォールトに戻らないようにする設定
だけですみます。
もちろん、オーバークロックや温度、ファンなどの詳細設定(GPU個別の設定)ありますが、とりあえずマイニングをはじめるには簡単な設定だけですみます。
設定のサンプルは、ここにあります。
さて、その設定ですが、シングルリグでLinuxに慣れてないなら、モニター左下のlocal.confを開いて、GUIで設定しましょう。
モネロなどの長いウォレットの設定は、ちょっと面倒ですが、、、
プールのデフォールトは、nanopoolですが、
このサンプル設定で、
proxypool1 pool-usa.ethosdistro.com:5001
proxypool2 pool-eu.ethosdistro.com:5001
上記のusaを
proxypool1 pool-asia.ethosdistro.com:5001
に変えるだけです。
パソコンなどのwebブラウザに、以下を入力すると、マイニングの状況などを見る事ができます。
https://eth.nanopool.org/account/設定したウォレットを入力
パスワードの変更は、ナリッジベースのここQuick Start Guideの4番に書いてあります。
ともに、初期設定liveのままでは危険です。ここからは、GUIでなく、コマンドを打つ必要があります。
モニターが繋がっているままなら、画面右側のターミナルを使うか、ctrlキー+altキー+←キー+→キーの4つのキーを押えてフルスクリーンのターミナル画面を開きます。このターミナルを閉じるのは、同じctrlキー+altキー+←キー+→キーの4つのキーを押えます。
ユーザー名は、
# passwd ethos
ルートは、
# sudo passwd root
で、新しいパスワードを設定します。
設定が再起動時にデフォールトに戻らないようにするには、ナリッジベースのここにあるように、
# force-local
をターミナルに入力します。
リモートコンフィグを使う方法が、ここにありますので、この方法で設定を行なうこともできます。リグが増えてきたら、この方法に切替えるのを考えていいでしょう。
シングルリグの時は、
# force-local
の設定だけでいいと思います。
以上を設定したら、
# r
で再起動です。
再起動したら、設定したのがそのまま残っているか確認します。
イーサリアム以外の通貨のマイニング
ethOSは、イーサリアム以外に、ジーキャッシュ、モネロがマイニングできます。
ナリッジベースには、Mining Zcashの設定が載っていますが、GPUがnvidia(GEFORCE)の場合は、少し違います。
Zcashのマイニング時には、以前の記事、仮想通貨、GPUとethOSによるマイニング その7を参照して下さい。
モネロも同じく、ナリッジベースにMining Moneroの設定が載っていますが、これもGPUがnvidia(GEFORCE)の場合は、少し違っています。
Moneroのマイニング時には、仮想通貨、GPUとethOSによるマイニング その8を参考にして下さい。
GPUがnvidia(GEFORCE)のマイニング情報
前項で書いた通り、ethOSも、nvidiaの情報はAMDに比べて、後回しになっています。
インターネットで検索しても、GPUがGEFORCEの情報は比較すると少ないです。
ですが、GPUのリセールの事を考えると、選択肢としてはありだと考えています。
今更ながらですが、タイトルを『仮想通貨、GPU(GEFORCE)とethOSによるマイニング』にした方が良かったか、などと思っています。
ちょっと古いです(声も小さい)が、この動画もnvidia(GEFORCE)でマイニングしている人には参考になると思います。
いずれにしても、「仮想通貨のマイニング始めました」のサブタイトルは今回で終わりにして、しばらく運用して新たな発見などありましたら、このブログに載せていこうと考えています。