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仮想通貨、GPUとethOSによるマイニング その7

投稿日:2017-11-06 更新日:

仮想通貨のマイニング始めました Zcash編

マイニング、EthereumからZcashへ変更


ethOSでは、パスワード(ルートとユーザー両方)、ウォレット、プールの変更と、再起動時に設定がデフォールトのRemote Configに上書きされないように設定さえすれば、あとは自動でイーサリアムのマイニングを始めます。もちろん、他の設定も必要やお好みで設定変更して下さい。
イーサリアムのマイニングを始めて1ヶ月以上経ち、ウォレットにイーサリアムが入金されたので、リグ3をジーキャッシュのマイニング用にすることにしました。リグ1とリグ2は、イーサリアムのマイニングをしばらく続けて様子をみますが、近いうちにどちらかのリグをモネロのマイニング用にしようと考えています。

Zcashマイニングの為の設定


設定を変更するところは、多くはありません。
globalminer
proxywallet
proxypool1
proxypool2
flags
の5ヶ所を変更するだけです。
私が管理しているリグは、NVIDIA(GEFORCE)なので、ナリッジベースの解説にある、claymoreではうまくいきません。
GPUが、GEFORCEの場合は、次の項目にある設定にする必要があります。

globalminerの設定


globalminerは、ewbf-zcash にします。
リグに、キーボード、マウス、モニターが繋がっているなら、画面左下からEdit local.conf を開いて、一番上の行に
globalminer ewbf-zcash
と入力します。

GPUが、GEFORCEの場合は、globalminerについて、このページの47行目にある

# globalminer: set global miner (ethminer, sgminer-gm, claymore, claymore-zcash, optiminer-zcash, sgminer-gm-xmr, cgminer-skein, ewbf-zcash, ccminer)
# NOTE: ewbf-zcash (zcash) and ccminer (xmr, and others) is for nvidia; for ccminer flags, see http://ethosdistro.com/ccminer.txt )

の NOTE: ewbf-zcash (zcash) and ccminer (xmr, and others) is for nvidia;
を参照して下さい。

globalminerは、
ewbf-zcash (zcash)
ccminer (xmr, and others)
とあります。

proxywalletの設定


proxywalletは、今使っているZcashのウォレットにします。
私は、コインチェックのウォレットを入力しました。
globalminer ewbf-zcash
maxgputemp 85
stratumproxy enabled
の下に
proxywallet t1.............................
と入力します。

ちなみに
maxgputemp 85
stratumproxy enabled
の部分は、デフォールトのままにしています。

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proxypoolの設定


proxypoolは、以下の2箇所を検討して選びました。

flypool

nanopool

どちらも、手数料1%、0.01ZEC毎に送金してくれるようなので、どちらでも良いような気がします。
私は、アジアと中国にサーバーがあるflypoolにしたので、以下のように設定しました。

proxypool1 asia1-zcash,flypool.org:3333
proxypool1 cn1-zcash,flypool.org:3333

Dwarfpoolは、新しくZcash始めたようですね。

flagsの設定


flagsは、ナリッジベースの解説にあるように、Optionalです。

flags -i 3

と設定しました。
数字を3から、もっと大きい数字にするとハッシュレートがあがるようですが、しばらくはそのまま3で使っていく予定です。

Zcashマイニング開始


globalminer ewbf-zcash
maxgputemp 85
stratumproxy enabled
proxywallet t1.............................
proxypool1 asia1-zcash,flypool.org:3333
proxypool1 cn1-zcash,flypool.org:3333
flags -i 3

と設定したら、r コマンドで、再起動します。
新しい設定を再起動時に上書きされないためには、以下の設定が必要ですが、これは、運用する時に最初に設定する項目の1つです。

force-local

Zcashマイニング経過


再起動して、新しい設定になっているのを確認しているうちに、ハッシュレートがゼロから段々上がっていきます。
GPU 1枚あたり310H/S前後出ています。消費電力は、1枚あたり、125Wほど。
(GEFORCE 1060 6GB)
イーサリアムよりほんの少し利益が出そうな感じがします。
数日運用して、様子を見ましょう。

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