Zaif(ザイフ)の先物取引について
各取引所によって仮想通貨の先物取引はかなり違うようです。
まず、Zaifの先物取引について調べてみました。
Zaifのホームページからの情報です。
期日までに、該当する通貨ペアの先物を現時点で取り
決めた価格で売買することを約束する取引です。
この期限になれば、というのは一般的な先物取引で言うところの納会日のことをさしています。
4限月あるようです。四半期で分けている感じですね。
固定で、3月限、6月限、9月限、12月限、となっているようです。
興味深いのは、発会の日ですが、ホームページを見る限りでは、納会日の4ヶ月前の月初になるようです。
ということは、先物は2限月しかない、ということになります。
例えば、今日9月21日に、新規の注文ができる限月は、9月限と12月限しかありません。
ちなみに、
3月限、前年の11月の月初に発会
6月限、2月の月初に発会
9月限、5月の月初に発会
12月限、8月の月初に発会
ということになります。
納会日は、月末のようです。(要確認)
日本円を証拠金として預ける必要があります。
日本円が残高不足の場合は、BTC、XEM、MONA、も証拠金として預けられるようです。
レバレッジは、最高で25倍までかけられるようです。
ですが、せいぜい多くても10倍までにしておいた方がいいと思います。基本的には、レバレッジはかけない方がいいでしょう。レバレッジのかけ具合にもよりますが、大きく逆行すると強制決済されて、あっと言う間に資金が吹っ飛んでしまいますから。
例えば、証拠金を50万円とします。レバレッジをかけないで、約定金額40万円で、ビットコインを1、先物で売ったとします。
証拠金50万円の30%は、15万円です。35万円の余裕があります。ですので、約定金額の40万円+35万円=75万円、75万円以上にビットコインが値上がりすると強制決済されると考えていいでしょう。
別の例で、証拠金が10万円の場合です。金額が少ないのでレバレッジを10倍にします。ビットコインを1、先物で買います。約定金額は、40万円です。
値上がり益を狙ったのが、逆に値が下がりました。
証拠金10万円の30%は、3万円です。7万円の余裕があります。ですので、約定金額の40万円−7万円=33万円、ビットコインの価格が、33万円以下になると強制決済されると考えなくてはいけません。これくらいの価格変動はありえるかもしれません。
レバレッジは、シミュレーションしてみると、なるだけかけない方がいいということがわかるので、ご自身でシミュレーションをやってみられるといいと思います。
手数料は、2種類あるようです。
日次手数料 一日あたり建玉金額の0.039% ※約定した時点で1日分が発生し、以後24時間経過毎に発生します。
※日次手数料= 手数料徴収時点での価格レート×総発注量×手数料率
日次手数料というのは、株式市場でいうところの逆日歩のようなものでしょうか? はっきりとは分かりませんが、毎日0.039%の手数料を徴収しますよ、ということには違いなさそうです。
手数料徴収時点での価格レートが、50万円、総発注量が1、約定日から手仕舞い日までを120日として、50万円x1x0.039%x120日=23,400円、
上記の条件で、30日の場合は、5,850円ですね。
ホームページからの情報だけだと、判断つきかねる部分はありますが、実際にやってみてからでないとわからないところが多々あります。
一番気になるのは、やはり出来高ですね。どうしても約定させたい場合、成り行き注文で、どれくらいのスリッページがあるのか、そこのところがなんと言っても一番でしょうね。
その次が、先限、当限、と2限月しかなく、新甫がたった時(新しい限月の発会時)に、当限が納会まで1ヶ月しかない、ということが気がかりではあります。
3限月あった方がいいのでは、と思う反面、実際にやってみないとわからない、といったところでしょうか。