ニームの木のいろいろな効果。
蚊などが寄って来ないなどの効果があることは知っていましたが、他にもいろいろな効果や使い方を、日本ニーム協会の理事長や理事の方から直々に教えていただきました。
昆虫の忌避効果についてはよく知られているので、蚊が媒介するマラリアの感染確率減少に一定の効果が期待できるな、と考え、今コンゴ民主共和国で進めているマラリアプロジェクトで使っていこうと考えていました。
マラリアの感染の可能性がほとんどない日本での使い方で、教えていただいたのは、飲食店などでの使用です。ゴキブリなどの飲食店ではおめにかかりたくない昆虫の出現を、ニームを使って抑止する、というのはいいですね。殺虫剤を噴霧すると確かに虫は死ぬかもしれませんが、人間にも害がありそうです。殺虫剤を撒いているレストランで食事はしたくないですからね。
自宅でもゴキブリ対策に使いたいですね。
農業関係でも広く使えそうです。
畑のまわりに植えると効果はどうでしょうか? いろいろと想像していますが、実験的にやってみたいことが頭のなかで湧いてきます。
健康面でも良いそうです。
科学者の研究により、抗ウィルス作用、殺菌消毒作用、解熱作用、抗炎症作用、抗潰瘍作用、抗菌作用などの効能が証明された化含物を含んでいることがわかったそうです。
農村地域で生活するインド人は、ニームの木を「村の薬局」と呼んで、健康に役立てているそうです。
日本の冬は寒いので露地で育てるのは難しいと思っていますが、日本でも室内で試しに育ててみたくなりました。