カタール、ドーハ空港からトランジット時間を利用した観光、無料のドーハ市内ツアー
8月31日から9月4日までعيد الأضحى Eid al Adha、イード・アル・アドハーでお休み期間ですね。今は、その準備で忙しい時期です。今年2017年の各国のお休み状況はこのようになっていて、カタールは木曜日から月曜日まですべてHolidayですね。カタール、月曜だけは、役所関係のみ休みのようです。
イード・アル・アドハーは、ラマダン（断食）明けのイード・アル・フィトルと並んで、ムスリムにとってとても大事な行事です。
イスラム圏に今月末に旅行する時は注意が必要です。役所や民間企業がお休みになるだけでなく、観光ツアーで一部アトラクションの中止や変更になることがあります。逆に、このイードの時にしかないイベントもあります。行くところの事前の下調べをおすすめします。
他のGCC諸国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーンなどと国交断絶が続くカタールですが、カタール人の友人情報によると全体的には大変な状態ではなさそうです。ただ、個々には、面倒なこともあるでしょう。カタール人とサウジアラビア人、UAE人が結婚していると故国に戻れないなどという問題がおきます。
カタール航空も機材のローテーションや航路の変更などできっと大変でしょうね。アフリカへ行く航路は、エジプトやサウジアラビアの上空を飛べないらしいので、そうとう迂回しなければならないでしょうね。
個人的には、ドーハからキガリに行く時間が変更になったことよりも、ドーハからドバイに行けなくなったのがかなり痛いですね。ドーハで遊んでから、ドバイ、シャルジャ、帰りにもドーハということができなくなってしまいましたから。
でも、トランジットの場合、一定条件を満たせばドーハでビザ不要になったのは良かったです。
一定の条件とは、
・ドーハで5～96時間の短期間の乗り継ぎまたはストップオーバーであること。
・カタール入国時にパスポートの有効期限が6か月以上あること。
・カタールおよびそれ以降の確定航空券がカタール航空の運航便であること。（カタール航空のコードシェア便は対象になりません。）
・出発の7日以上前（祝祭日を除く）に、事前承認された乗り継ぎビザを申請すること。
・復路航空券を有し、次の国（バーレーン、エジプト、イラン、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、オマーン、サウジアラビア、南スーダン、スーダン、アラブ首長国連邦）から旅行を出発した場合は、出国の旅程での1回のストップオーバーのみが対象。
結構いろいろ条件がありますね。ビザ有効期限は、発効日から30日間です。
カタール航空のこのページに詳細が載っていますので、参考にして下さい。
最近、人気になってきた、ドーハの無料市内観光は、初めての方にはとてもいい機会ですので、条件に合う方は参加をした方がいいですね。
その条件とは、
・ドーハ、ハマド国際空港に04:00～19:00の間に到着し、接続便への乗継の時間が5時間以上、12時間未満であること
・パスポート、乗り継ぎ便の搭乗券を所持していること
・ツアー終了予定時刻が、出発便の予定離陸時刻より一定時間以上前であること
先着順なので。定員の都合上、参加できない場合ありです。
また、6:00amから受付開始しますが、朝一番早いツアーは、6時に並んでも定員いっぱいで参加できないこともあります。どうしても朝一番のツアーに参加したい場合は、もっと早い時間から並ばないといけないでしょう。私も、６時に並びに行ったら、すでに長い行列ができていて、8:00のツアーに参加できず、仕方なく11:00ツアーに参加しました。
内容は、ザ・パール、カタラ文化村、イスラム美術館、スーク・ワキーフへのバスツアーで所要時間は、約2時間45分です。ガイドさんが一人、同行します。英語での説明です。
遠くにドーハ市街が見えます。
ザ・パール。
スーク・ワキーフ、家具屋さん？
スーク・ワキーフにあるカフェ、お洒落ないい感じです。
スーク・ワキーフにある女性用の服屋（生地屋）さん。
スーク・ワキーフのツアーの集合場所から、かなり離れた所にある武具屋さんです。カタールには、毎年刀を使った祭りがあって、その前に良く売れるそうです。