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100歳を超えて その2

投稿日:2017-08-20 更新日:

多数決が常に最良の判断ではない

昨日に続いて、安藤さんの話。

安藤さんは、実は私のコーヒーの焙煎の師匠で、安藤さんに焙煎を教わり、いちおう曲がりなりにもこれなら販売しても問題ないレベル、というお許しを得て、日本ではあまり販売されていないコンゴ民主共和国南キブ州やブルンジ共和国産カヤンザ県のコーヒーを焙煎して販売させていただいております。これらのコーヒー豆は、私が現地で直接買付けたもので、安藤さんの仕入れたコーヒー豆とは別のものです。

コーヒーの話は別の機会にゆずるとして、安藤さんの話。安藤さんからは、本当にいろいろなお話を聞かせていただいて、いちいちメモなり録音なりをしていれば、そうとうな量になっていると思いますが、話が面白くてメモはとってはいません。録音も、なかなか言いだせなくて、残念ながらとっていません。ですので、これから書く事は、正確さに欠ける所があることをご承知おきください。電話で話したことから脱線しますが、安藤さんから聞いた話で印象に残っている話を3つばかり書いていきます。
まず一つ目、イトーヨーカ堂の話。

イトーヨーカ堂は、もちろんあの大手スーパーマーケットのイトーヨーカ堂。子会社だったセブン-イレブン・ジャパンが大きく成長し、現在は持ち株会社セブン&アイ・ホールディングスの子会社になっています。
そのイトーヨーカ堂が、まだ小さいお店、羊華堂洋品店の時から、安藤さんはご存知だということでした。安藤さん曰く、私のアロマフレッシュと同じぐらいの大きさの店だったそうです。それが、今のように大きくなった要因の一つは、鈴木敏文氏を雇用したことだと、安藤さんは考えています。同じ考えの人はきっと多いでしょう。ところが、鈴木敏文氏を雇用した当時は、イトーヨーカ堂で彼の入社を賛成する人はいなかったそうです。
現名誉会長の伊藤雅俊氏の母親・伊藤ゆきさんが、推して鈴木敏文氏がイトーヨーカ堂に入社したそうです。
その鈴木敏文氏が、日本初のコンビニエンスストア「セブンイレブン」の事業を、周囲の反対を押し切って始めて、大きな成功を収めたことなど考えると、経営というものは、必ずしも多数決で決めるべきものではないと言えます。
このイトーヨーカ堂創業時の話は、安藤さんから直接聞いた時は、安藤さんの軽妙な話でとても愉しかったです。
電話で少し話しましたが、機会あれば再度聞きたいものです。

次回は、安藤さんの話で印象に残っている話の二つ目です。

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-コーヒー, 人生

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