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ンジリ国際空港からキンシャサ市街までの行き方、注意点

投稿日:2017-09-11 更新日:

空港からキンシャサへは安全が最優先

ンジリ国際空港-FIH(ヌジリ国際空港)は、英語でNdjili International Airport、フランス語でAéroport international de Ndjili、キンシャサ市街から結構遠いのです。

ンジリ国際空港

この、ナイジェリアのラゴスのムルタラ・モハンマド国際空港と共に、あまり評判の宜しくない空港に飛行機が到着してから、キンシャサ市街までの行き方について、まとめてみました。

昼間の天気がいい日であれば、ンジリ空港に到着する前に、深いジャングルの緑の美しい景色を見る事ができるキンシャサ行きのフライト、以前にキンシャサまでの行き方について投稿しましたが、実は3つのエアラインの他に南アフリカ航空を使う方法もあります。ただし、東京香港間は、日本航空、全日空、キャセイパシフィックなど他の航空会社を選択することになります。

南アフリカ航空のサイトや格安航空券の販売サイトで通しで20万円以下のチケットを見つける事ができますが、マイレージについては、スターアライアンスとワンワールドが混在することになることもあるので、注意が必要です。

入国審査

さて、飛行機が無事に空港に着陸すると、機内で拍手が起こることの多いこの空港、タラップで地上に降りて、バスでターミナルに向かいます。
ターミナルに入ると、入国審査の列に並びます。優先レーンとそうでないレーンにまず分かれます。
優先レーンは、おそらくビジネスクラスもしくはゴールド会員以上のようにも見えますが、ちょっと分かりません。コンゴ民主共和国では、ビジネスクラスでも優先レーンがなぜだか使えないこともあるので、面倒なことになるといけないので、係員の指示に従います。

優先レーンでない方は、途中から、コンゴ民主共和国のパスポートの人とその他のパスポートの人の列に分かれます。
列の一番前まで来て、いよいよ入国審査、係員が指し示したブースに向かいます。審査はDGMの職員が行います。

職業など簡単な質問(答えるのは英語でも可)とカメラ。外国人はフランス語でなく、英語で質問されることが多いようです。
入国審査に余計な費用がかかるなどと言われてきた場所ですが、最近はまったくそういうことはなさそうです。一度は、iPhone6を入国審査のカウンターに置き忘れてしまったことがありましたが、DGMの人が取ったりせずに、バゲージクレイムのところで、無事受取る事ができました。

宿泊場所の住所や名前、電話番号をきちんと伝えられて、他に特に問題なければ、いちゃもんをつけられることなく、スタンプを押してくれます。
私の場合は、入国審査の際はいつもキンシャサに住んでいるコンゴ人の親しい友人の住所と名前、電話番号を伝えます。
葉書ぐらいの大きさの紙かスマートフォンに、あらかじめこれらの情報を書いておいて、係官に見せるのがいいでしょう。

イエローカード

無事にスタンプを押してくれたら、バゲージクレイムに向かいます。
入国審査の部屋を出たところで、イエローカードのチェックがあります。コンゴ民主共和国に入国するのに、黄熱病の予防接種は必須です。
ここでイエローカードを見せて、有効期限などに問題なければ、荷物のピックアップです。

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バゲージクレイム

荷物がターンテーブルに出て来るのを待っている間、カートを持って来て待機です。ここで荷物を誰かに持って行かれることはあまりないようですが、注意はしておいた方がいいでしょう。無事、荷物を受取れたら、荷物検査のところに行きます。
もし、荷物を受取る事ができなければ、、、私の場合は今のところンジリ空港ではありませんが、かなり面倒くさいことになりそうです。航空会社との相談ですね。

荷物検査の直前に、タグの番号が合っているか。チェックがあります。
問題なければ、スキャンの機械のところで並びます。
ここでは、スーツケースや大きい箱のみスキャンしているようです。機内に持ち込めるようなキャリーバッグなどは対象外のようで今まではチェックなしでした。
自分でカートからスーツケースを降ろして、スキャンしている係員に渡します。

カートと小さい荷物と一緒に、スキャンする機械の出口側に回ります。係員がいない場合は自分で、スキャンの機械から荷物を降ろし、カートに積みます。
係員のいる場合は、係員から受取ります。この時、10ドルなどとお金を要求されることがありますから、無視して荷物を奪い取るなり、文句を言ったりして荷物を受取るようにしましょう。

必ずコンゴ人に空港まで迎えに来てもらう


無事に、荷物検査を通過したら、通路のところで、少し休みましょう。外から入れないはずですが、どういう訳かタクシーの運転手が数人、入ってくることがあるので、彼らの相手はしないようにしましょう。勝手にカートを押して持って行こうとすることもあるので、注意が必要です。
コンゴ民主共和国では、船や飛行機で到着した際は、必ず、コンゴ人の迎えが必要です。トラブルにならないためには、これは必須なので、事前にコンゴ人の友人に車で迎えにきてもらうことです。

やむおえず、タクシーに乗る場合は

もし、仮に友達の車が急に故障するなどして、迎えがない場合、タクシーでキンシャサ市街へ行くしかありません。バスでも行けなくはないのですが、たいへんなことになる可能性が大なので、絶対にバスでの移動はやめましょう。バスを使うのは、かなりキンシャサに慣れて、言葉でのコミュニケーションも問題なくて、手ぶらの時以外はおすすめできません。

タクシーの場合、まずドライバーを選びましょう。運転手でもないのに、運転手のふりをして、法外なチップを要求するやからもいるので、注意が必要です。ライセンスカードと信用できそうかどうか、をよく確認しましょう。金額は、キンシャサ市内の場所にもよりますが、私の経験では、例えば、レンバ区だと20米ドル、カサブブ区だと25米ドル、ゴンベ区だと30ドルぐらいでしょう。車に乗る前にきちんと金額を決めてから、乗らないといけません。目的地に着いて降りる時にモメて、騒動になるとうまくありません。
それから、金額交渉時には、相乗りはしない条件にするように。相乗りした人が運転手とグルで、目的地と違うところに連れて行かれて、金品奪われてひどい目に合う可能性があります。

たかりに注意

コンゴ人の友達が迎えに来てくれる場合も安心できません。
迎えに来ている人、タクシーの運転手などは、建物に入ることは出来ません。空港の建物の外に柵があって、その柵の外で待っていることになっています。
迎えに来てくれている友人を捜す為に、建物の外に出たすぐのところ、柵の内側にいると、どこからともなく2、3人の見知らぬコンゴ人が、警官が目を離したスキに、まるで友人と久し振りに会ったかのような顔でにこやかにやってきます。彼らは、荷物を勝手に車まで運んで、そのチップを要求するために、空港に来ています。彼らは10ドルとか20ドルを荷物が運び終わったら要求してきます。ですので、彼らをすぐにおっぱらうか、チップを後で払って荷物を運んでもらうか、瞬時の選択が必要になります。

おっぱらうならすぐにしないと彼らは必死ですから、いったんカートを持つと離すのはたいへんな労力を必要とします。おっぱらうのは、私の場合、大声で威嚇するか、近くにいる警官を呼ぶか、です。効き目が無い時は、あきらめるしかありません。あとは、チップの金額を一人あたり2ドル程度(一人往復約1ドル使って空港に稼ぎに来ているから)以下におさえる方策を考えて実行することです。
せっかく久し振りに友人と会った場合は、これでは台無しですが、仕方ありません。友人も仕方がないと、思っているのですが、、

安全第一で

まあ、いずれにしても安全を第一に考えて、行動することです。できれば、コンゴフランの500FC、1000FCを10米ドル分ぐらい(10,000FC-18,000FC)か、2米ドル3枚ぐらいと5米ドル1枚ぐらいをポケットに持っていて、すぐ渡せるようにしておくことでしょう。
たかられるのは、ある程度仕方がないので、危険を感じたりした場合などには適宜判断するといったところでしょうか。

空港から市街地までは、渋滞などの交通事情によりますが、車で30分から1時間程度でしょう。
コンゴ民主共和国東部のブカブからゴマへフェリーで行った時、下船したらいきなりDGMの係官に別室に連れて行かれて、何の問題も無いパスポートのページを何度もめくってはいちゃもん、といった事がありましたが、ここしばらくは、ンジリ国際空港では、そんなことはなさそうです。

でも、長いフライトで疲れているでしょうが、油断せずに無事にキンシャサ市街地までお気をつけて行ってください。
もっとも、コンゴ民主共和国に行く人は、旅慣れているでしょうから、そんな事は当たり前でしょうけど、、、

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-アフリカ, コンゴ民主共和国, 旅行

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